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ビジネス誌

もう何年も前から定期購読しているビジネス誌がある。 また、3年くらい前から特集のネタによっては買っているビジネス誌がある。 前者は「日経ビジネス」で後者が「プレジデント」なのだが、両方とも有名かつ購読者も多いビジネス誌だと思う。
今週の「日経ビジネス」の特集は「管理職が壊れる」という題で、内容的には「やりがいを失ったりしてダメになっていってしまう管理職と各企業の対策」みたいなものであるが、何となく読んでいると「別に管理職に限らないんじゃない?」という感じがしている。 事実、記事中にも「社員が…」という記述も見られる。
ボクは管理職になりたくない人間なので、上の人間に媚びたりすることもしないし、仕事も基本的にはマイペースで進めてきた。 マイペース(とは言っても時流から外れているわけではない)で物事を進め、かつ、自分にとってやりがいのある仕事を実行していけば、必然的に会社に対してメリットを与えることが出来ると信じて今までやってきた。 実際いくつかの実績も上げてきたつもりだった。 でも、今回はそのやり方が否定された人事だと思っているし、マイペース(自分のやり方)で仕事を進めることが出来ないので非常に苦しんでいるのだ。
ウチの会社の偉いさん達は、こういったビジネス誌を読んでいるのだろうか?と疑問に思うことがある。 上に書いた自分の例もそうなのだがビジネス誌に書かれている「今、日本の企業で起こっている問題」というのはウチの会社にも当てはまることが多い。 なのに、適切な対応を取ろうとしない人たちが上層部に人事に蔓延っているのである。 だから、それらの問題点が実際にウチの会社でも発生していることであるという事に気付かずにいるのか、誤った道に進んでしまうことが多い。
同様に、労働組合の執行部も同様で「今、自分の会社は何が問題なのか」とか、組合活動では何が時流になっているのかとかを知らずに漫然と活動しているから、会社の誤りに気が付かないでいるケースが多い。 当然、春闘などで会社側を追求することも出来ないし、組合の存在意義すら疑わしい行為を行うこともあるのである。
何がお勧めというものはないのだが、やはり情報が遅れがちになる単行本の補完として週刊とか月刊とかのビジネス誌を読んで勉強して欲しいなぁと思うのである。 労使共々、時流に乗った対応をして欲しいと思うのである。 中小企業にとっては贅沢な希望なのかもしれないが、企業が企業として存続していくためには必要なことなのであるから、ぜひ勉強をしておくれ。
今、何が問題なのかというと「や・り・が・い」なんだけどなぁ…

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