7月29日投票の参議院議員選挙が告示され、様々な有名人が担ぎ出されているのは皆さん御存知だと思いますが、そんな話はさておいて今回の選挙について書いてみたいと思います。
今回の選挙は年金問題が中心になっているような気がします。 最も激しいのは自民党で、持てる力を集中して既成事実を選挙期間中に作り上げて票が離れていくのを阻止しようとしています。 何てったって、つい先日実質的稼働をはじめたばかりの第三者委員会に鞭打って、「消えた年金復活」の事実を作り上げたのですから、大したもんです。 いくら何でも、無理矢理すぎやしませんか? しかも民主党が担ぎ出した「被害者」を認定第一号にしたんだから、「作られた認定第一号」と言われても仕方のない事例でしょう。
あと、消費税増税問題に関しては一切口チャック状態で、あくまでも参議院議員選挙が終わってから検討に入るのだというスタンス。 そこで、消費税増税が決まっても国民に認められたものではないものなのに「国民の信任を得た」なんてことを言い張るんでしょうね。 この元になっているのは、年金の国庫負担割合を増加するための原資をどうするのかという話であって、これに関しては民主党も増税なしで出来るのだと言い張っています。
それにしても、自分達に有利に世の中を動かせるのが政権党のメリットであることを、今回の選挙は如実に表していますね。 しかも、重要な事項に関しては隠して見えないようにして、国民を欺くような対応。 さすが、政治家達のやることは我々一般市民とは違いますね。 思考回路の出来が違うのだから、仕方がないと言えばそれまでなのですが、我々に出来ることは、そういった欺瞞に騙されず、しっかりと見つめていってウソのない政党を選択することではないかと思っています。
皆さん、今回はそういった視点で物事を注視し、棄権することの無いよう投票には必ず参加しましょう。 そして、自分でじっくり検証した結果を投票に反映させましょう。
コメント
もうも、不在者投票いってきました。
結果次第では、最低の国になるかも。