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住基ネットの謎

住基ネット(住民基本台帳ネットワーク)については皆さん、何処まで御存知でしょうか? 皆さん、住基カードは持っていますか? 国税が一生懸命宣伝しているe-TAXにも必要になるので、持っている人はけっこう居るのではないかと思うのですが…
住基ネットを始めるにあたって、国は一生懸命にメリットの宣伝を行ってきました。 曰く、住基カードを持っていれば必要な情報をどこからでも引き出せる。 曰く、市町村から様々なサービスを受けることが出来る。
でも、知ってました? 住基カードって転出すると意味無しになるんだそうです。 移転先で新しくカードを作り直さねばいけないそうな。 あれれ? いや、恩恵があるんでしょうから良いんですけどね、カード作るの無料じゃないんですよ。 転出するたびにカード作らなきゃならないのならば、何のための住基カードなのか判りませんね。
何故こんな事を書くのかというと、先日、区役所に住民票を取りに行った際に、たまたま転出手続きに関して係員に尋ねていた人がいたんです。 で、どうも転出届に住基カードの番号みたいなものを書く欄があるらしくて、それについて係員が回答していたんですわ。 「お客さんの場合は転出されるのでカードを作っても無駄になるだけですから、必要ならば転出先で作ってください」って…
さすが役所の考えたネットワークだけあって、そしてカードだけあって、一度発行したら転居先でも使えるように…何て考えられてなかったんですね〜。 セキュリティのみ騒がれましたけど、使い勝手とか言うのも含めてトータルに議論をしてほしかったなぁ…と思います。 とにかく不便ですね〜。

opinion
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コメント

  1. ウルトラセブン より:

    これは、国が、自由に、個人の情報を
    見るための制度で、国民には、得るものは、
    ほとんどありません。
    あるとすれば、カードつくれば、身分証明書
    になること。パスポートに、住民票が
    いらなくなったぐらいですかな。
    しょうもない、制度ですよ。

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