某コンテンツ部門で導入するシステムの社内SEさん。 設置場所とか工事範囲とか確認しないまま機材を発注したモノだから、今になって「収容できないかも」というものが出てきた。
今回導入するのはラックマウントサーバー2台、UPS2台、KVM1台、TA1台なのですが、サーバーがまた曲者で特にサイズがでかいメーカーのモノを選んでしまったモノだから大変。 ウチのサーバーラックは昨年末の移設の時に全て買い換えて奥行き1,000mmのモノにしたのだが、それでも最近のサーバーはどんどん奥行きが伸びてきていてケーブルの取り回しとか廃熱とかを考えると微妙な状況になってきている。 そもそも、1,000mmというサイズ自体が外形なのでそんなに大きなモノを収容できるわけではないのですが、どうも勘違いされている方が多い模様。
実は今までに僕等が導入してきたサーバーの中で一番奥行きが長い物は660mmというモノがあった。 このサイズでもラック背面側のファクトラインとかを考慮するとケーブルの取り回しが厳しくなってきているのだが、今回導入される(というか既に発注しちゃった)サーバーは763mmという代物。 サーバー背面から背面扉までの距離が90mmも残らない上に、ファクトラインまでは50mmもないので場合によってはケーブル干渉も発生する可能性が…
9cmと聞くとかなり距離がありそうな印象を持たれるかもしれませんが、実際には硬くて太い電源ケーブルなどの取り回しを考えると厳しいサイズなのですよ。 実際に測ってもらえれば判るのですがケーブルのコネクタ類だけで5cmくらいは喰われてしまうし、ケーブル類は無理に曲げると長期的に見たときに断線の可能性も出てきてしまうので好ましくないんですよね。 そうすると、最低でも15cm前後の余裕は欲しいところなのですわ。 とすると、9cmという間隔はいかにも狭い…
あ〜、何で仕様確認しないで発注しちゃうのさ。 金がないと言いながら設置可能な場所がないキーボード・ディスプレイを買っちゃったり(約15万)、常時インバータ方式のお高いUPS買っちゃったり(1台あたり4万くらい高い)して、何を考えているのか本当に判りませんわ。 サーバーなんてラック見ないで「問題なく入る」と豪語しているそうな。 どっから来るんでしょうか、その自信は。
マジでヤバヤバ。 年度末の実機納品時にバタバタするんだろうなぁ。 あっ!そもそも電気工事を誰が行うのかも決めていないみたいなので電源入らないや。(w
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