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選挙を意識するな!

先日の米国下院での金融安定化法案否決もそうだが、日米共に下院(衆議院)の議員さん達は選挙を意識しすぎているのではないかと思う。 しかしながら、目先の問題に目をつぶってしまっては、選挙で当選できるかどうかも怪しいだろう。
米国の問題は、米国国内だけの問題ではなくて世界中を巻き込み大金融不安を誘発していることなのだ。 それに対して米国は責任を取る必要があるのだ。 それを忘れて自己保身に走った連中が「与党」に多かったために、与党による反対多数で否決されるという前代未聞の事態を招き、金融不安を増長させてしまった。 明日にも再度、金融安定化法案が下院で採決されるが、その結果発生する事態に対しては米国下院の議員達は責任を取るべきであると考える。
同様に、日本の問題は米国発の金融不安の影響で、国内経済が危うくなっているということである。 その対応の仕方の是非は一旦置いておいて、一刻も早く補正予算の審議入りを行い採決していただきたいと思う。 日本はバブル崩壊過程に於いて、対応の遅さが国内経済にどのような影響を与えるのか充分学習してきたはずである。 ここは選挙を意識することなく、国民生活を守るという視点から迅速な対応を願いたいものだと思う。
いずれにしても「遅きに失した」ということにならないよう、両国議会は迅速な対応をするべきであり、議員連中が自己保身に走らないように国民は十分に監視していく必要があるだろう。 自己保身に走った議員は、次の選挙で落選させるくらいの意思表示を行うべきだと思うのだが、いかがだろうか。

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