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民主主義の暴力的破壊

昨日、現長崎市長(かつ市長選候補者)である伊藤一長氏が選挙事務所前で射殺された。 選挙運動期間中の出来事である。 選挙そのものとの関係は今の所無いようだが、選挙運動期間中に候補者が射殺されるという事態は、どう考えても異常である。
選挙というのは直接民主制の根幹をなす部分であり、国民が自分の意志を政治に向けて明らかにする場でもある。 そんな、民主主義の基本となるところで暴力でもって候補者を消し去ってしまうと言うのは、明らかに民主主義に対する暴力的破壊であると考えざるをえない。
日本という国は世界一平和な国であると言われ続けてきた。 その為に国民は平和ボケしているのだとまで言われてきた。 しかしながら、最近は決して平和な国ではなくなってきているという事を明確に表した事件ではないだろうか? 先進国ではこのような事件は聞いたことはない。 日本という国は民主主義に関しては発展途上国だと思っていたが、それが現実になったと言っても良いだろう。
伊藤氏へ投票しようとしていた人の怒りは一体どこへ向ければよいのだろうか? 今回の選挙で選ばれる長崎市長は民意を直接反映していない可能性が非常に高くなった。 絶対に起きてはいけない事件。 それが、日本国平和の象徴である長崎市で起こったことが非常に残念でならない。

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本館「五十オヤジの戯言日記」

コメント

  1. ま☆ろ より:

    最近、世間では人殺しが増えてるような・・・
    気のせいか?

  2. エイトマン より:

    情け無い事件ですね。
    反対派なんでしょうかね。

  3. pismo より:

    >ま☆ろ
     確かに最近殺人事件が多いですよね。
     けっこう多いのが家族内の殺人。
     ウチの近所でも昨年あったけど…
    >エイトマンさん
     反対派だとすると大問題ですよね。
     何やら以前から揉め事があったそうなのですが…
     警察はキチンと捜査をして欲しいと思います。

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