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商売道具は大事にね

最近はどうか判らないけど、自分が前の会社のサーバー管理をしていた頃は、毎月サーバー室の床掃除をしていました。 何でそんなに頻繁にやるのかというと、毎日2回は必ず担当者が入って稼働状況を目視確認するのと、人が結構出入りする放送機器のラック室と隣り合わせで、しかも空調の関係でそっちのゴミも飛んでくることがあるためでした。
そして、床清掃とは別にサーバー機器の清掃は四半期ごとにやっていました。 普通は年末に一度行う程度だと思うのですが、前述の通り決して綺麗な状況を保てない部屋だったので、やむを得ずそのくらいの頻度で清掃をしていたわけです。 そのおかげで、機器の故障はSI’erさん達が感心するほど少なくて、安定的な稼働を行うことができていました。 けっこう地味な仕事ですが、そんなことをしていました。
実は、その前の制作系技術担当だったときには、同じように制作系放送機器の掃除を頻繁にしていました。 そちらの方は、サーバー室以上に人の出入りが多いのと、土足OKだったので汚れ方も普通じゃなかったのです。 一年掃除をしなければ、フロントの吸気フィルタなんて埃がびっしり付いて風が全く通らない状況になってしまうので、仕方のないことだったのです。
こうしてみると、18年間の会社員人生の中で半分以上は、自分が使う機器の掃除をしていたんだなぁ〜と思います。 何でそこまでするのかというと、プロフェッショナルなんだから自分達が使う機材を何時も万全の状況に置いておきたいという気持ちがありました。 ちょっと清掃することで故障率が下がるのならば、手間を惜しむ理由はないわけです。
今、それぞれの立場の人たちはキチンと清掃をしているのでしょうか? プロフェッショナルとしての意識を持って仕事をしているのでしょうか? 多少、心配になるところです…

kumachan's
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本館「五十オヤジの戯言日記」

コメント

  1. エイトマン より:

    今の、世代は、雑用としないですからね。

  2. pismo より:

    それが今の世代だけではないんですよ。
    僕よりも歳の人たちも見て見ぬふり。
    自分のものは大事にするクセに、商売道具は大切にしないんですよね。

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